目黒区初!!

目黒区で初めてORAシステム(Alcon社、術中波面収差解析装置)を導入致しました。

(目黒区の全ての眼科クリニック;総合病院を含む:2023年6月現在)

こちらの機械は手術中に屈折の度数を計測し、眼内レンズ挿入後の術後焦点のズレを軽減する効果があります(100%を保証するものではありません)。固定の計算式ではなく世界中のビッグデータとリンクして、より正確な眼内レンズの度数を決定する機器になります。術前の検査でARGOS(Alcon社)を使用しているため、今までも術後の焦点が計画と大きくずれることはありませんでしたが、さらに正確性を追求したいと考え、高額な機器ですが導入しました。

保険診療に上記の機械代金・運用代金を請求できるわけではありません。白内障手術に高性能の機械を導入すればするほどクリニックの収益は下がります。ですが私は元々公務員で、ひとのために汗水流してこそ幸せを感じることができます。費用のみならず、スタッフの技術的・時間的な負担も増加します。たゆまぬ努力を続けるスタッフには頭が上がりません。

これからも常に患者様のことを第一に考え、可能な限り高性能な機器を取りそろえ、最先端の医療を提供し続けたいと存じます。